小栗 崇資 駒澤大学名誉教授
マイナンバーカード自体も国民のデジタル上の人権を無視した欠陥だらけのシステムですが、それに加えてマイナ保険証は国民の健康・生命に対する支配をもたらしかねない専制的な施策です。このような問題だらけの非民主主義的な政府のマイナ保険証の強行・強制に反対いたします。
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栗本 裕見 大学非常勤講師
現在の保険証よりもどういった点でマイナ保険証のメリットがあるのか、知れば知るほどよくわからなくなっています。現在、非正規の講師として仕事をし、国民健康保険に加入していますが、私のように複数の仕事の掛け持ちで働く人やギグワーカーなど、働き方の「多様化」が進むほど、世代関係なく社会保険の重要性は高まっていると思います。目先のデジタル化を強行するのではなく、社会保険制度の基盤の強化を進めてほしいです。
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宮本 憲一 大阪市大・滋賀大学名誉教授
マイナーカードの必要性はすべての個人情報を登録して政策に利用したいという政府の要求であり、市民が医療と健康管理を安全に確実に続けたいという現状を無視しています。日本はデジタル化の基本政策や教育が無計画です。マイナーカードを持たない人や必要のない人が多い現状がそれを表しています。政府は最も日常の生活に役に立っている健康保険証から国民全員のデジタル化に手を付けたのですが、これは事務的に煩雑で、ミスが多く、大きな混乱を生んでいます。マイナーカード申請も住民票申請などと比べて煩雑です。高齢化社会ではこのために世界に誇る国民健康保険制度が成り立たなくなります。健康保険証の廃止案は中止すべきです。
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山田 明 名古屋市立大学名誉教授
とりわけ私のような病気がちの後期高齢者にとって、マイナ保険証の強行、現行の健康保険証廃止は、不安でいっぱいです。アメとムチにより、国民や医療関係者などが反対の声をあげるなかて、なぜ拙速に強行するのでしょうか。疑問がつのるばかりです。厚生労働省のパブリックコメントにも書きましたが、当初計画のように、当面「せめて選択制にすべき」ではないでしょうか。
現行健康保険証は私が生きていくうえで、なくてはならない手段、「公共財」です。マイナ保険証の強制、現行の健康保険証の廃止に反対します。
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